ふわふわぷかぷか

波のまにまに漂うこころ

我武者LIFEと℃-ute

ロプロ楽曲大賞'15の投票が昨日で締め切られました。

投票するにあたって今年の新曲のMVを見直していて、感慨深かったのが℃-uteの『我武者LIFE』です。


℃-ute『我武者LIFE』(℃-ute[Gamusha LIFE])(Promotion Edit)

リリースされたのは4月らしいので特に最近ということはないですけど、2月はベリ活動休止に向けてバタバタしていて3月以降はなんだか虚無状態で、とにかくこの時期は℃-uteに目が向いてなくて全然追えてなかったんです。ハロステでチラッと見たかも?くらいで。

そういうわけで気持ち的には初見。

ああ℃-uteは大人になったんだなと感じました。もっとも、℃-uteのシングルは、『君は自転車 私は電車で帰宅』『会いたい 会いたい 会いたいな』あたりからそれまでのギラギラ路線ではなくなってマイルドだったりスタイリッシュだったりビートの軽い方向に向かっていましたが(そしてそのことが2010年にハローを知り2011年までに当時のギラギラ℃-uteを「現在進行形の℃-ute」として受け入れた私のなかで違和感となっていましたが)、ことさらこの曲でそれを感じたのは、『SHOCK!』を思い出したからです。

℃-ute 『SHOCK!』 (MV) - YouTube

似てるというか、撮影場所の雰囲気に共通性を感じませんか? 地下駐車場で、基本正面からの構図で。

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SHOCK! はアレンジもダンスもかなり激しい部類で、上に書いた℃-uteのギラギラ路線*1 の幕開けを告げた重要な楽曲です。*2

それから5年経ち、リリースされたこ我武者LIFEのMV。さわやかで癖のない曲に軽めの振り、穏やかなメンバーの表情にグループの成熟を感じます。

個人的な話をしますと。道重さゆみが去りBerryz工房が退いたハローでいまや一番のベテラングループである℃-uteは結成から10年、そのストーリーが終結の局面に入っていることはいよいよ状況的に明らかなのですが、私の心の中ではそう思っていないところがあって、それが自分の思っている℃-ute℃-uteが実際にやっていることとの食い違いという形で内心でわだかまり、特に最近1~2年は℃-uteをどう捉えればよいのか分からなくなっていました。しかしこの曲を聴くと、私がしがみついているような過去をこのグループはとうに振り払って進んでいるということを思い知らされます。

 

武者LIFEを語るうえで触れずにいられないのが、この曲が外注楽曲だということです。テレビ企画の関係で提供された曲で、つんく♂さんは関わっていません。

それで(つんく♂さんでないという点だけが重要なので具体的に誰が書いたかは略しますが)引っ掛かってくるのが歌詞です。読めばわかりますが、Berryz工房の『普通、アイドル10年やってらんないでしょ!?』と『Love together!』を足して2で割ったようなことが書いてある。簡単に言うと℃-uteが歩んできた道のりを振り返ったような体をしているんですね。これはファンには面白くないものがあります。外様のお前が何を見てきたというんだ、℃-uteの10年を知ったツラして総括してんじゃねえよという話です。私以外にもそう思っている人が一定数いるように思います。感情的なものなので仕方ないことです。

そういうバッシングを指して「この曲はハロヲタ界隈で正当に評価されてない」と言う人がいるようですが、個人的には楽曲そのものだけを見るのではなくこういう背景をも勘案したものが正当な評価だと思います。なぜなら曲はただ曲としてあるのではなく、『我武者LIFE』は「℃-uteの『我武者LIFE』」として聴かれるのですから。

*1:この曲やダンバコ、キスミー、MT、ステデゴが象徴する路線と言ったらイメージしてもらえるでしょうか。

*2:梅さんが抜けたこととこの路線転換が関係しているかは分かりません。