昨日、声優の豊崎愛生さんが結婚を発表したとのこと。
ゆるゆりと花咲くいろはくらいしか出演作を見ていない*1 私には「あ、ふーん」って感じだけど、アニメ界隈では結構大きなニュースじゃなかろうか。
で、タイムラインに流れてきたこのツイート。
声優さんにガチ恋して、現場通いまくって、結婚発表されたら素直に祝福できないくらい病んじゃって、それって素晴らしい人生経験。正に「愛」。在宅のクソオタクが現場にも行かずヘラヘラ2ch眺めて声優さんの結婚発表されたらその人のオタクが病んでるのバカにして人生無駄にしてるのの5億倍いい。
— 僕だけの光 (@Coco_ro_Magical) 2017年10月26日
私もそう思う。オタクなんだもの。オタクになっちゃったんだもの。ガチ恋上等よ。
さてラブライブ!サンシャイン!! のオタクの私は昨日、ラクーアで行われたアニメ2期主題歌発売記念イベント を観に行った。Aqours声優の2年生組3人がファンの持参した台紙にスタンプを押すという企画。イベント開始1時間前の午後5時に着いたら既にたくさん人が集まっていた。東京ドームのそばにいることだしスマホでドラフト会議を見て暇を潰した。巨人は清宮くんの抽選を外した。
6時になるとキャストの3人が出てきた。自己紹介とコーレスをやって、このたびリリースした新曲についてちょこっと喋ってトークパートは終わった。時間にして10分くらい。あとの時間はスタンプ押印会。このスタンプ会は当日朝に会場でCD買って抽選に当たった人しかできなくて、権利がない私は当選したファンが順にステージに上がるさまを2階から眺めた。
暫くすると人が帰りだしてステージ正面近くの最前列に行くことができた。2階と言っても2nd LIVEで見たときよりはだいぶ近くて、双眼鏡を使うとかなりよく見えた。逢田梨香子さんはとてもきれいだった。伊波杏樹さんはイメージ通り元気だった。
斉藤朱夏さんはひとときも笑顔を絶やさず愛想を振りまいた。半分くらいのファンがしゅかしゅーの前に来ると敬礼をするのにその都度敬礼を返してて、その律義さに遠くから眺めてる私も敬礼を送りたい気持ちだった。私も朝から来てCD買ってたら5秒×3人とお話できたかもしれなかったんだなぁとぼんやり考えた。*2
そのとき、すぐそばにいた制服の男子高校生二人組が「くだらない芸能人を追いかけてこんなにたくさん人が集まって、ステージでやっていることはしょうもない一瞬の接触で、地上階の前方にいる人たちはそのためだけに要らないCDを買っていて、何から何まで馬鹿らしい」といったことを聞えよがしに話した。言ってることは全面的に正しいと思う。ただ、1時間前に来た私より早くから待っていてトーク終わっても帰らず最前に詰めている人が言っても惨めなだけだった。
そうやって斜に構えてもしょうがないのだ。もうオタクなんだもの。オタクになっちゃったんだもの。
彼らがおっさんだったら「みっともない振舞いはやめなさいな」と窘めもするけれど、高校生でCD積むお金もなくてステージ上のファンが羨ましいのだろうから、これくらいの憎まれ口は許してやろうと黙って立ち去った。