ふわふわぷかぷか

波のまにまに漂うこころ

日常系には内容がないって言うけど

そういう人が中身があるって言う作品こそ、設定からくる壮大なご都合主義の中でキャラが動いてるだけに見えて移入できないなぁ。まどマギでも、ラブライブでもさ。

 

君の名は。』に感動するって意味わかんないって思う理由の一つがこれで。

私は2回観たけど、二度とも映像はきれいだと思ったけど、話は良い悪いというよりそもそも評価すべきものが存在しないと思った。瀧と三葉には、彗星が落ちる、それによる糸守の人的被害を回避するという壮大すぎる仕事が背負わされて、(この作品では全体のまとまり的にそれは成功することが初めから観客には察せられて、)彼らはそれをするという運命に駆り立てられているように見える。彼らの行動には運命からくる当然しかなく、感情や思考の要素がない。ただストーリーのために動かされる駒になっていて、意志を持ち血が通った「人」じゃない。だから薄っぺらい。「ま、そうでしょ」「はいはい、それでこの問題を解決するのね」って白けちゃう。

 

シン・ゴジラ』は、あれは不条理ギャグアクションだから、初めから感動とか狙ってもいない作品だけど、登場人物の動きには似たようなところあるよねぇ。

 

じゃあ何が良いって、映画で言えば、私が観た2016年のベスト邦画は、『聲の形』、次いで『この世界の片隅に』。