ふわふわぷかぷか

波のまにまに漂うこころ

人気って分かんない

今日も簡単に(のつもりだったけど案外長くなった)。

 

コード大賞のあとにはハロプロ楽曲大賞がありましたね。私としては、楽曲部門は思ってた通り、その他は意外(不満じゃないです。コレ大事)が多かったです。やっぱり思ったのは現場に行かないと人気って分からないなってことです。推しメン部門(リンク)で鞘師里保佐藤優樹に負けたこと、鈴木香音小田さくら工藤遥より上だったこと、それと私が個人的に注目している室田瑞希稲場愛香の順位はどれも意外でした。

 

ほりほがまーちゃんに負けたっていうのはほんとにびっくりです。今までずっと鞘師が上だったし事務所に推されてきたし卒業補正もあるのに。リホデリなくなったり精神的に参ってるのがもろに見えてたりで魅力が下がったんですかね? まあ、鞘師が落ちたというよりは佐藤の伸びが驚異的なんですが。

ズッキは顔は可愛いし明るいので好きな反面いろいろメンタルとか問題ありげなイメージですが人気衰えませんね。小田が伸びてるのはTwitter見てて感じてたけど工藤より上に来るとは。くどぅーはいつまでたっても掴みどころがないというか「"キャラがない"キャラ」みたいになってるの大丈夫ですかね。ポテンシャルはあるのに。心配です。

室田さん稲場さんは衝撃です。二人とも正規メンとしては新人だけど研修生上がりでファンを持ってると思ってたし、顔もスキルもキャラも良いと思ってたから。室田さんはアンジュルム初期2期の全員に負けてるどころか3期でもドベでした。いなばっちょは嗣永桃子を別枠とすればカントリーの中で一番人気だとてっきり思ってました。年上メンだけど総合力というかアイドル性が飛び抜けてるように見えるので。だけど森戸知沙希ちゃんと島村嬉唄ちゃんより下でしたね(嬉唄ちゃんがカントリー内で桃子に次ぐ2位だったことは正直良くないと思った)。

 

は元々在宅が長かったし、接触イベには参加したことがなく、2014年に何度かコンサートに入ったけど15年は行ってなく、主に楽曲を聴いてライブ映像を観てときどきブログを読んで好きなメンバーがラジオやってたら気まぐれに聴いてみたいなヲタ活をしてて、人気って分かんないなって感覚です。もちろん好みは人それぞれで、自分の感覚が客観的だとか典型的だという保証は何もなく、自分が思う人気と現実が違ったからといってそれがどうしたという話ではありますが昔と今とで人気形成要素の重心が変わってきているということは言えると思います。

今のハローの活動の中心は接触イベントだという状況があります。ハロメンのメインの仕事は05年くらいまでは「テレビや雑誌に出ること(ビジュアルとキャラのアピール)」、10年頃までは「ハロコンと単独ツアーで歌って踊ること(ビジュアルとスキルのアピール)」だったのが今は「接触イベをすること」だと言ってよいです。だからそこでの対応がすごく重要なようです。Berryz工房の終わりの方の夏焼雅はビジュアルが相当キツイことになってたと思いますし(私は雅ちゃんの顔がもともと好きじゃないです、そのうえで2012年以降はさらにうーんでした)トークは(これはデビュー時からずっとそうですが)その場で少ない語彙で適当になんか喋ってるだけで、なぜ人気があって推されポジに居続けてるんだと思ったら握手対応は神だったらしい。握手対応が良いことが大事なのは分かるしそれが人気につながるのは普通のことだと思うけど(桃子だって推しメン部門6連覇するほどの圧倒的地位*1 に上り詰めた原動力のひとつはファン対応だろう)、今やあまりにも影響力が大きいそのパラメータは接触に行ったことがない私には知り得ないことなので、人気が読めないということになるわけです。

 

れこれ書いといて元も子もないこと言っちゃうと推しメン部門ってモノ自体がそもそも難しくてよく分かんないものですね。1推しとは何かっていう気分になって投票するときすごく悩みます。14年は清水佐紀ちゃん、15年は稲場愛香ちゃんにしましたが、今年2016年に誰に投票するかは全く分かりません。現役にしか入れないポリシーなので嗣永稲場室田愛理のうちの誰かになるでしょうか。他の部門みたいに順位付けての複数投票制にしたらもっと実態に正確になって(正確ってなんだ? 実態とは?)面白い気がしますが、それをするとあんまり生々しい結果が出てしまってアレかもしれません。単推しを基本とするガチヲタの清々しい気持ち悪さが建前として出ている現行制度はそれはそれで良いものです。

 

*1:とは言っても、ベリコンはともかくBuono!のライブDVDを観ると愛理が圧倒的に人気なのがコールからも客席の色からも明らかで桃子がかわいそうなくらい。やっぱり人気って何なんだろうね。分かんない。