ふわふわぷかぷか

波のまにまに漂うこころ

モーニング娘。プラチナ期の功罪

だいぶ時が過ぎたので数年前ほどではありませんが、プラチナ期は娘。ヲタの大きな憧憬と懐古の対象です。プラチナ厨は今も多いですし、新しく娘。を知ったファンは過去へ遡るなかで一度プラチナで立ち止まるでしょう。*1 それだけ特別の結晶があるのです。
まあそのへんの話はいくらでも語る人がいるでしょう。プラチナ期は素晴らしいので。
私はプラチナ期は良いことばかりではなかったと評価しています。プラチナ期は素晴らしいから、そして教条主義的なファンが多いから批判しづらいですが、常々感じている罪の側面をここに記します。
特に後からハロプロを知って歴史を追いかけている人に意識してみてほしい話です。

 

娘。に関して
・高橋ゴリ押しと他メンバーの育成放棄
この点を主張する人はプラチナ厨になりません。高橋愛を好きでない人にとってプラチナは暗黒期です。プラチナ娘。は6割の高橋愛と3割の田中れいなと申し訳程度の亀井絵里で回していたグループでした。
ジュンジュン・リンリンの扱いは本当に残念でした。あの時代に中国から来てもらったのに最後まで下っ端の添え物待遇でした。彼女たちは優しいから、卒業のときは「モーニング娘。は私の日本の家族」なんて言ってくれて、感謝感動比類ないですけど客観的に見てひどすぎます。推してたファンも憤懣やるかたなかったはずです。
ジュンリンほどではないですが私は道重ヲタなので同様の思いを持っています。彼女は自力でラジオを頑張ってバラエティ番組に進出したので一応露出を確保しましたがそれがなかったらどうなっていたか。実際久住さんはきらレボの個人仕事がなくなって専属になったら娘。に嫌気が差してしまいました。
高橋愛が極端に推されていたのは会長のお気に入りだからに尽きますが、事務所を擁護して合理的な理由を探してあげると、当時パフォのスキルがあったのは愛ちゃんとれいなでした。だから彼女を中心に据えるのは妥当だった。
しかし本当にそうなのか。スキルがないからって使わないといつまでも伸びないのです。スマイレージを見ると、2期が入ったときは田村芽実ちゃん以外パフォは全然でしたが、使い続けたら1年後のちょいカワ番長ライブでは相当よくなって3期が入るときにはスキルメン軍団になっていました。あやちょが今あれだけ歌えるのはデビュー当時を知る人には信じられないことです。2015~16年のアンジュルムは皆が個性がありながら基礎能力をハイレベルに備えてグループとして完成度が高く、プラチナ期娘。でなぜこれをできなかったかと悔しい気持ちが溢れます。新垣道重久住光井にも、ジュンジュンとリンリンにも、もっと輝ける舞台、成長できる場所であれなかったのか。

 

・世代の隔絶
新メンバーを入れなすぎて後輩との世代の断絶が深刻になりました。事務所はもともと高橋を限界まで引っ張って彼女の卒業とともに娘。を終わらせるつもりだったんだと思います。『ファッショナブル』で会長が鞘師を見出して彼女を入れるためにオーデをやったからグループが存続したわけですが、期間が空きすぎました。*2

この間に将来リーダーとなるべき久住さんは抜けてしまい、光井さんも後に怪我で卒業を余儀なくされ、結果的に高橋→新垣→道重という80年代生まれ5,6期メンから一気に9期の譜久村(96年生まれ、就任当時18歳)にグループを引き継ぐことになりました。


ハロー全体に関して
・全盛期のキッズを腐らせる
事務所全体のリソースが限られているなかで、その時々で適切なユニット・個人に資源を投入する必要がありますが、プラチナ期のあった2008~10年に娘。に注力したのは明らかな失策です。出涸らしの高齢者集団をどれだけプロモーションしたって伸びしろはないのです。2008~09年はBerryz工房、2009~10年は℃-uteをプッシュすべきでした。何のためにそれまで大事に育ててきたんだ。なんで全盛期にハシゴを外してお局に出番を回してるんだ。*3
ハロプロの世間的なプレゼンスが決定的に落ちたのはこの時期です。紅白に落選したのは2008年からです。ちゃんと舵取りしていれば覇権を保持できたとまで言わないにせよアイドルファンに受けないものをゴリ押すよりずっとよかったのは間違いありません。
ただ、この時期にベリキューが干されて暇だったおかげで愛理は全日制高校に通え桃子は大学に進学し、そのうえBuono!があれだけ精力的な活動ができたわけでボノヲタにとってそこは皮肉です。

 

・カッコイイ路線を目指す勘違い後輩の続出
現在まで尾を引く最大の問題はこれです。事務所として高橋愛をゴリ押しし崇拝したために以後彼女のスタイルがハロプロの理想形かになっています。低く太い声で歌いたがる若手メンが増えました。2010~2011の愛理がなまじ形になってしまったのが運の尽きで、今は愛理への憧れという形を取って高橋イズムが継承されています。鞘師もそれなりにハマってしまったし。
あのようなスタイルは誰にでもできることじゃないし、目指すにもふさわしい時期があります。高橋にしても王道のアイドルスタイルができなくなって転換したのです。そもそも一度「可愛い」を身に付けていないアイドルがカッコイイを目指したって色気が出ません。若い間は加護ちゃんのような系統を目指してほしいです。
歌えるメンバーでも、亀井絵里ちゃんや田中れいな*4嗣永桃子はその点わきまえていました。真野ちゃんもそうでした。何が求められているかというのは個人で勝負している人はちゃんとわかっているのですが。
今や現役のハロメンはプラチナより前を知らない子が多く、放っておくとプラチナかぶれの価値観に支配されてしまいます。事務所が意図をもって教育・指導してあげてほしいと思います。

*1:さらに過去に進む(戻る?)と吉澤期という最も面白い時代が待っているのでいつかはプラチナを抜けて欲しいですが。笑

*2:そのせいで一度消えた上下関係が復活したということを過去の記事で書きました。

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*3:事務所は2012年の君チャリくらいから℃-uteを推しはじめましたが遅すぎます。アイドルがいちばん輝ける高校生年代を放置してタダで腐らせた罪は重い。

*4:れいなのアイドル哲学は模範的だと思います。現役と比較的距離が近いことですからもっと皆に目標にしてほしいです。

タイトルを略すということ

久しぶりにハロプロの話を。

最近ハローの一次情報にあまり触れていないので今とは少し違うのかもしれませんが。もし今と違ってたらハローについては「少なくとも2016年までのハローでは」としてください。

 

ハロメンってハロプロに関する固有名詞を略しませんよね。めっちゃ長い曲名もそのまま読む。「雨の降らない星では愛せないだろう?」を「雨ふら」なんて言わない。*1 グループ名も略しませんよね。モーニング娘。のことを「モーニング」*2ハロー!プロジェクトのことを「ハロー」と言うように、長い名前の一部だけを言うことはあるけど、「モー娘。」「ハロプロ」と約めて言うことはしない。これすごくいいことだと思います。

だって、彼らはセルフプロデュースではないから。これらの名前は彼らのものではないから。アイドルコンテンツの演者はクリエイター・プロデューサーからグループという箱や楽曲を借りて、その借り物で仕事をさせてもらう立場です。これを略すのはクリエイターへの敬意を欠く行為だと思います。

 

自分が単なるハロヲタだったときは、彼らが固有名詞を略さないのは当たり前のことで、「まどろっこしく律義なことをするなあ」と思うくらいでしたが、アニメコンテンツを知るなかでこのことを際立って意識するようになりました。ラジオやニコ生を聴いてると声優さんは簡単に作品名を略します。「俺ガイル」しかり「ごちうさ」しかり。私はラブライブ!にハマったので浦ラジとか浦の星女学院生放送を過去のものを含めて見てるんですが、μ'sもAqoursもキャストが曲名を略しまくりです。「ぼららら」「スノハレ」「恋アク」などなど。私としてはこれは引っ掛かります。それ自分が書いた曲じゃないじゃん。

外野の人間の感覚としてはこれはクリエイターに失礼だと思います。本当に。(業界の慣習なのかもしれませんが、私の知ったことではありません。)

 

この差はどこから生じたんでしょう。もちろんハローの教育の賜物なわけですが、何よりハローはつんく♂の存在がメンバーのそばにあったということが大きいと思います。自分たちのグループ名を決め、曲を作り、振り付けにもときどき口を出すつんく♂に常に関わっているから、つんく♂の創作物ひいては他人の生み出したものをぞんざいに扱わないという意識を自然と身に付けたんじゃないでしょうか。

ハロプロのスタイルや規律は厳しいとか体育会的と言われることがありますが、理不尽とか虚礼とかいうものばかりではなく社会人として重要なもの*3 が結構多いと思っていて、ブレずに続けて欲しいなと思っています。

ハロプロ社会で育った人間がハロプロを出てもちゃんとやっていけることは大事です。紺野あさ美が女子アナやれたり前田憂佳が普通に就職して働いてたりするのはファンとしてとても嬉しいです。業界内で許されていようと一般社会からズレたことをやっていてはダメだってことは相撲界を見れば分かりますよね。

*1:自分の知る限りでは、田中れいながラジオ(確かれいなたいむ)で「恋レボ」と言ったのを聞いたのを覚えています。逆に言うと、そのことをいちいち覚えているくらい普段は略しません。

*2:小川麻琴がラジオだったかで「ムスメのコンサート」「ムスメのメンバー」と言ったのを聞いたことがありますが、これはファンからのお便りを読んでいたシーンで、お便りに「娘。」と書いてあったのだと思います。

*3:それが芸能界という特殊な社会の内部で重要かどうかは知りませんが、一般社会の人間たるファンから見てという意味で。

MC-11と17-70mm F2.8-4で大洗、水戸を

茨城に行ってきました。私はガルパンを知らなかったので大洗は聖地巡礼ではなかったのですが、帰ってからAmazon prime videoでアニメを観たら旅行で見てきた景色がいっぱいでした。

以下に写真を載せます。機材はSONYのα6000にSIGMAのMC-11を経由して17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM、手持ち撮影でJPEG撮って出しです。

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水準器が入ってないこととかフォーカスエリアを物理キーでちまちま動かすのが面倒なこととか、ちょびっとα6000のかゆいところに手が届かなさが気になってきましたが、エントリーモデルだから仕方ないですね。今のところα6500とかに買い替えるつもりはありません。描写性能には不満ありませんし。さっき挙げた不便も基本を身につけるためと思ってやっています。

 

追記:結局α6500に買い替えました。

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MC-11と17-70mm F2.8-4で京都、神戸を

旅行した京都と神戸で撮ってきた写真を載せます。

機材はSONYのα6000にSIGMAのMC-11を経由して17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM、手持ち撮影でJPEG撮って出しです。

 

伏見稲荷DSC01389

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八坂神社。DSC01486

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清水寺

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鴨川。DSC01456

 

続いて神戸。

ポートアイランド北公園。DSC01745

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異人館の「うろこの家」。下はパノラマ撮影です。

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新神戸の駅前で水を撮る練習。DSC01857

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初めてカメラを買ってまだ1ヶ月も経ってませんが、お出かけが続いたこともあり2000枚くらいシャッターを切って写真を撮ることに慣れてきました。この旅行中に撮った同行者の写真がその人のfacebookプロフィール画像になってとても嬉しかったです。(しかし人を撮るのって難しいですね。そのうえ失敗できない……。)

シグマ17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSMは実に有能だと思います。ポートレートに使えるくらい明るいし、テーブルフォトができるくらい寄れる。これ一本で普段使いは足りるんじゃないでしょうか。

シグマMC-11と17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSMで沼津を

前回のエントリで書いた旅行で撮った写真をまとめました。

本記事と共通して出てくる写真もあります。 

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今回の旅行にはSIGMAの17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSMのほかにタムロンの18-200mm(Model B011)も持っていきましたが一度もレンズを替えませんでした。

以下の写真は全て、α6000にマウントコンバーターMC-11(キヤノンEFマウント→ソニーEマウント)経由のSIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM(キヤノン用)で手持ち撮影し、jpeg撮って出しでトリミング含め加工はしていません。

 

DSC00870沼津駅の南北を行き来する高架下。

 

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DSC00940この2枚の写真はマニュアルでフォーカスしました。現在のデジタルカメラにおけるMFの役割の一つは「ピントを合わせないこと」かなと思っています。ちなみに、下の写真以上にボケを大きくすると玉ボケが七角形になりました。

 

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DSC00924沼津駅北口の花壇。

 

DSC00990連絡船から見た富士山。

 

ここからは淡島です。

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DSC01098ペンギンたちもマニュアルフォーカスで撮っています。プールにネットがかかっていてAFがそこにフォーカスしてしまうためMFにしたのですが、注意深く毛並みまでピントを合わせることができて結果オーライでした。


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DSC01189淡島神社のロックテラスより。

 

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DSC01214忍者レフなどを持っておらず、水族館の写真はほとんどがガラスの反射が入ってしまいました。これだけはかなり抑えられているなと感じます。

 

DSC01223船着き場へ駆けてくる連絡船。

 

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DSC01326びゅうお、大好きです。何が良いって、静かにそびえたちながら、地震の際に沼津港の人々の命を守るという使命を負っているところです。その荘厳な存在感を演出できる構図はどんなだろうかと試行錯誤していました。

 

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最後の一枚は、欧蘭陀館のすぐそばの川の土手から北側を見た画です。右が下がってしまっていることを除けば気に入っています(傾きは事後的に修正できますから超重大な問題ではありません)。次の機会があれば、もう少しだけ日が高い時刻に来て撮ってみたいと感じました。

沼津に巡礼してきた(2回目)

※このエントリはオタク記事です。写真はこちらの別記事でまとめます。

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既に書いた通り 、先月に初めて沼津に巡礼した際には淡島に行くことができず残念でした。また、スマホのカメラ機能が貧弱で悲しくなりました。その後一眼カメラを買ったので、早速これを持って淡島に行ってきました。ということで2月8日に行ってきた沼津旅行記です。

 

7:41 東京発

熱海で島田行きに乗り換えて、9:55沼津駅着でした。DSC00745

 

沼津駅前の東海バスの営業所で往復のバスチケットとあわしまマリンパークの入場券がセットになった「あわしまマリンパック」を買いました。淡島に行くなら、帰りにバスに乗らないとしてもマリンパックを買った方がお得です。私は帰りは沼津駅まで戻らず途中下車しました(マリンパックを買うときに、このチケットで途中下車が可能かどうか確認しました)。10:55のバスまで時間がありましたが駅の近くで写真を撮っていたらあっという間に過ぎました。

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ラブライブ!サンシャイン!!ラッピングバス。DSC00951 DSC00955 DSC00961

 

マリンパーク停留所まで約35分。バスを降りたらチケットを乗船券に引き換えて連絡船に乗ります。

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Aqours号。DSC00982


連絡船からの景色が綺麗です。DSC00989

 

淡島ホテルが見える。DSC00996

 

淡島上陸!DSC01019 DSC01011 DSC01024

 

海の水が綺麗です。DSC01062

 

マリンパークの売店でラブライブ!絵馬を買って、淡島神社の方へ向かいます。DSC01065

 

12:00 カエル館

松浦果南ちゃんの家のモデルです。カエル館なのに果南ちゃんのダイビング用品が外に並んでいます(ダイビングショップ的なものはこれとは別にあります)。

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もう少し進むとペンギンプールがあります。DSC01099DSC01098

 

12:30 淡島神社

淡島神社に行くには長い階段を上らなくてはなりません。普通にキツくて笑いました。「走らないで」とか立て看板が言ってきますが、こんなの走れねえよ!って感じです。

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20分ほど登って頂上に着きました。海外のファンが書いた絵馬がたくさん掛かっていて嬉しい気持ちになりました。DSC01170 DSC01169

 

頂上の少し手前にロックテラスという展望台があり、ここからの眺めが絶景でした。頑張って登ってきたことが報われます。

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苦労して登った山も降りるのは一瞬。来た道を戻って水族館に入りました。

 

13:10 淡島水族館

島の各所に展示施設やプールが点在しているため本体の水族館はそんなに大きくなくコンパクトに回れます。二階に魚を触れる水槽があって非常に楽しかったです。

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水族館の隣の うみねcafe でランチ。特に期待してなかったんですが美味でした。DSC01222

私が行ったときは早すぎましたが、昨年の台風の影響で休業していた海上レストラン「離宮」も2月9日から営業再開したので今ならAqours丼が食べられます。

 

神社と水族館と合わせて2時間半ほど島を堪能し、14時過ぎに船に乗って本州に戻りました。

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マリンパークからみとしーまで2km弱で、バスを待つより歩いたほうが楽しいと思って三津まで歩きました。

 

14:40 松月

前回来たときは定休日で、実は淡島と並んで先月の巡礼の後悔ポイントでした。

みかんタルト美味しかった。また、友人へのお土産にみかんどら焼きを買いました。

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そして安田屋旅館。これは今回の唯一の失敗です。というのも、日帰り温泉に入るつもりだったんですが昼の受付時間が14時までだったんですね。受付が再開される18時までいるわけにはいかず入浴を諦めました。

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時間が余ったので三の浦総合案内所に寄りました。先月行ったときダイヤちゃん誕生日仕様だった玄関が果南ちゃん仕様になっていました。

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マリンパークまで徒歩で戻って16:29のバスに乗り、*1 二瀬川で降りました。

 

17:10 沼津港

沼津港周辺の施設に用があったのではなく、ただびゅうおの写真を撮りたかった。水門単体ではなく、津波から港を守るという使命が伝わるよう漁船などを前景に入れた構図で撮ってみました。

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ふと北側を振り向いたらこの日ずっと頂上に雲がかかっていた富士山が顔をのぞかせていました。麗しい。

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18:00 欧蘭陀館

今回も来ました欧蘭陀館。港から駅に帰る途中にあるんだもん、そりゃあ行くよね。オムソバを頼んでケチャップでヨキソバと同じ絵を描きました(絵心がないため写真省略)。

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19:15 沼津発

今回も1日満喫しました。翌日の予定の関係で東京に帰らず浜松方面に乗りました。

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これで沼津は二度目ですが、二度来ると、前回行けなかった場所に行けるし、二回目の場所も落ち着いて楽しめます。東京から意外と近くて気軽に来られることもあってか、また行きたいという気持ちがとても強いです。安田屋旅館の温泉という宿題もあることですから、これを中核にしたプランを立ててそのうち来たいですね。

プランといえば、前回の初巡礼のときは念入りに計画しましたが、今回はそこまででした。朝の電車でようやく考え始めたレベルです。2度目だから慣れたというのはありますがそれだけじゃない心境の変化があります。一度しか来ない場所だと思うと後悔がないように真剣に計画練らずにはいられないのに対して、いつでも何度でも来られると思えば「今回は○○に行けたらいいや。あとはテキトーで」みたいなノリで気楽に来られるものです。

 

ところで、カメラを買ったことは本当に満足しています。これひとつで旅行の楽しさが何倍にもなりました。まあそりゃあ、本当に心の底から満足するには機材にもっともっとお金をかけないといけませんが、とりあえず今の環境でも一通りのことはできますから。

*1:マリンパークまで歩いたのはマリンパックの帰りバス乗車券を使うためです。ここで数百円をケチらないなら三津や長浜で乗った方が楽です。

α6000用にシグマのMC-11と17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM

α6000を買ってタムロンB011を買ったは良いのですが、しょせん便利ズームは便利ズームなわけで、不満はあるんですね。現状の私としては、暗いことと、寄れないこと。箱根の写真を上げましたけど、ボケを出すために近くのものをちょっと遠くから望遠で撮るのってなんか違う気がしますしね。私はカメラを買った動機からしてボケに拘ってはいないつもりだったので画角さえカバーしてればB011で問題ないと思ったのですが、いざ持ってみると全然そんなことありませんでした。

というわけで明るい標準ズームが欲しくなり、SIGMAのMC-11というシグマ製キヤノン用レンズをソニーEマウントに装着するためのマウントコンバーターと、17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM (キヤノン用)を買いました。

このレンズにはSONY用バージョンもあるのですが、「ソニーのカメラはボディに手振れ補正がついている」という理由でレンズ内手振れ補正が省略されており、α6000ユーザーの私はキヤノンEFマウント用のレンズでコンバーターを介する必要があったのです。*1 ボディ内手振れ補正がついているSONYAPS-C機ってフラッグシップのα6500だけなんですが、シグマはSONYユーザーが皆α6500だと思ってるんでしょうか。純正買わずにシグマのレンズを買うのはお金がないからという人も多いだろうに。

 

ヨドバシ・ドット・コムで注文して即日店舗で受け取りました(これすごく便利です)。保護フィルターと合わせて6万円くらいでした。たった半月でどれだけカメラにお金つぎ込んでるんだと心が叫んでいました。これでひとまず投資は終わるつもりです。本当に。

α6000に装着して、それまでカメラに付いていたB011を撮ってみました。室内光でフラッシュ無し、絞り優先でjpeg撮って出しです。

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ワイド端、絞り開放でキャップと胴のブランドロゴにフォーカス

ワイド端の絞り開放。上はキャップの「TAMRON」ロゴ、下は胴のロゴにフォーカスしました。名称でMACROを謳っているだけあってかなり寄れます。あとボケまくりでびっくりした。このレベルならテーブルフォトに使えますね。

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テレ端、絞り開放でブランドロゴにフォーカス

続いてテレ端の開放。これも相当寄っていて、レンズフードが上部にぶつかってこれ以上近づけないという距離なのですが、オートフォーカスが利きました。

ちなみにAFは、AF-Sなら相当速いです。AF-CやAF-Aにすると「ジー、ジー」と迷います。

 

まだ外に連れ出していませんが期待以上のレンズだという感覚を得ました。また近く旅行する予定なのでたくさん撮ってこようと思います。

 

追記:旅行して写真を撮りました。

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*1:シグマSAマウント用のレンズでコンバーターを介するという方法もあります。私は将来ボディをキヤノンに乗り換える可能性はあってもシグマにすることはないと思ったのでEFマウント用ルートを選択しました。

α6000にタムロンB011で雪の箱根を

前の記事でカメラを買ったと言いました。キットレンズに満足できずTAMRONの便利ズーム 18-200mm F/3.5-6.3 Di Ⅲ VC(Model B011)を買ったという話もしました。

箱根に旅行してこのレンズで写真を撮りました。雪景色が綺麗でした。雪があるとあれもこれもフォトジェニっぽく見えて素人カメラマンにはありがたいような練習にならないような。カメラを向けるのはすごく楽しかったですけどね。

以下の写真は全て、α6000にタムロンB011、撮影モードは絞り優先、jpeg撮って出しです。

 

DSC00461強羅から山を登るケーブルカー。この写真気に入ってるんですが、2日前に月食を撮ったときから露出の設定を変え忘れてISO3200になっていたのが残念です。

 

DSC00565 DSC00560 芦ノ湖

 

続いて箱根神社

DSC00584 DSC00586 DSC00597前ボケも後ボケもきれいに入っていると思います。便利ズームなので明るくありませんがテレ端だとそれなりにボケますね。

 

DSC00607 DSC00609 DSC00626 DSC00634ベタですが、絵馬を斜めから。ワイド側で絞り解放です。

 

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ここからは翌日。前日から一転して暖かくなり雪がいくぶん解けました。

DSC00667DSC00673 星の王子さまミュージアムにて、溶けかけの氷柱。同行者があったので撮影に時間をかけていられず絞り優先でサッと終わってしまいましたが、シャッタースピードを上げて水滴を止められたらよかったですね。レタッチで明るさとシャープネスを上げるとよりビビッドになりそうです。 


DSC00689 DSC00693ガラスの森美術館の池。鴨はあんまり速く動かないので撮りやすいです。

 

旅先(特に初めて行った場所)ではスナップと風景が中心になるので望遠はあまり使わないという話を読んだことがあったし実際そうなんだろうと思っていたのですが、意外と使いました。もちろんシャッターを切った枚数は広角側が多いんですが、写真らしい写真というか、SNSやブログで人に見せるものには望遠で撮ったのが比較的多いです。個人的に圧縮効果好きですしね。便利ズームって本当に便利、持っててよかった望遠レンズという感じです。

 

ところで今回、「水平を取る」という写真の基礎がどれだけできていないか思い知りました。α6000には水準器の機能がないので*1 ファインダーでグリッドラインを見ながら水平を合わせていますが撮れた写真を見るとできてないのが大半です。構図を決めた時点でそもそも傾いているのか、構えた時点では水平を取れているのにシャッターを押すときにカメラが傾いてしまうのか、見極めて改善していきたいです。

*1:上位機種には電子水準器が内蔵されている。

カメラを買った

前回の沼津巡礼記の最後にこんなことを書きました。 

結論

カメラが欲しくなりました(唐突)。

いやー、聖地巡礼って、普通の旅行に比べて写真をたくさん撮るんですね。あっココ見たことある! パシャ! みたいな感じで。 それで、スマホのカメラの性能に悲しくなりました。

東京から日帰り沼津巡礼 - ふわふわぷかぷか

というわけでカメラを買いました。

機種はSONYα6000です。

 

何にするかは友達の話を聞いたり自分なりに調べて考えた結果、とりあえず初めはAPS-Cにしようと思って、動くもの(スポーツ、鳥など)をメインで撮るわけではないので一眼レフにこだわらなくてよいと思いました。これからはミラーレスの時代になると感じたのでミラーレスを買うことにしました。

そうすると選択肢はソニーキヤノンなのですが*1、店頭で実機を触ってみて私はファインダーを覗きたかったのと、レンズラインナップを考えてソニーにしました。まあ私はソニー信者だからソニーを買いたくて、いま書いたことは半ば後付けです。

本当ならα6500が良かったですが価格の高さに尻込みし、現時点で写真をがっつり趣味にするという決意でもないので回避して、最低限以上の機能はあるという判断のもとで廉価なα6000にしました。

パワーズームレンズキットを買いましたが近所の公園で試し撮りしていたら「望遠が足りない」と感じて1日でTAMRON 18-200mm F/3.5-6.3 Di Ⅲ VC(Model B011)を買いました。純正レンズのSEL18200の双子的なやつですね。ためらいなく5万円ポーンと出したけど冷静に考えると大きなお買い物です。安田屋旅館に泊まれちゃうよ……。

 

そうしたらさっそく望遠の見せ場がが来ました。昨日(1/31)の皆既月食です。

下の写真はα6000にB011を付けて手持ちで撮影しました。テレ端で撮ってRAWからトリミングしました。 レタッチは特にしてません。

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200mm(フルサイズ換算300mm)、f7.1、1/1000秒、ISO640

 

カメラが好きな友人たちは当然に三脚を使うし人によってはフルサイズ機種で超望遠撮影をしていて、ツイッターなんか見るとすごい写真を上げていて差を感じますが自分としては満足しています。

まだ始めて10日ほどでこの先どうなるかわかりませんが、レンズ沼にハマりすぎないように気をつけながら、新しい趣味として定着したら楽しいかなと思っています。

*1:シグマという手もあるが初心者なのでユーザーの多いメーカーが良かった。

東京から日帰り沼津巡礼

ラブライブ!サンシャイン!!のアニメ2期が終わりました。
浦の星女学院は廃校になりましたが、Aqoursラブライブ優勝という栄光を掴み、千歌ちゃんはずっと追いかけてきた「輝き」に自分なりの答えを出しました。

劇場版制作が発表されたのでまだまだ彼女たちの物語は続くのですが、もう土曜日の夜になってもサンシャイン!!のアニメはやっていなくて。だけどレコーダーが毎週予約を続けていて後番組のバンドリ!が録画されていたり。ロスは否めません。

というわけで(どういうわけだ)、去る1月10日に沼津に行ってきました。少し間が空きましたが今日はその旅行記です。

 

沼津の聖地巡礼ググると車やバイクで行くことを勧めるものも多いですが、東京から鈍行電車で行きました。
大都市圏じゃないので地下鉄もなく、フットワークに難があるのは否めませんが、公共交通機関だけでも一日でかなり回れました。
記事のタイトルがアフィくさいのは仕様です。ご容赦ください。。。

※なお、本記事中の電車・バスの運航スケジュールは2018年1月10日現在のものです。

 
・内浦編
・沼津編①
・沼津港編
・沼津編②
アドバイス
予算
心残り
結論

 

旅程

5:20 東京駅発
おはようございます。最寄り駅の始発に乗って、東京から東海道線に乗りました。f:id:ukikusar:20180122045458j:plain

三島駅でJRを降り、伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り換えます。
7:34分三島発のラブライブラッピング車両に乗りました。

 

8:09 修善寺駅
駿豆線の終点です。この駅に、Aqoursの2nd LIVEツアーで実際に使われたHAPPY PARTY TRAINのSL車両が展示されています。内浦に行くには伊豆長岡駅で降りてバスに乗るのですが、この期間限定展示を見たくて終点の修善寺まで乗りました。 

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ここから反対の電車に乗って内浦に向かいます。
みとしーに入る予定があるなら、ふつうの切符を買うのではなくて、みとしーまでのバスとみとしーの入場券がセットになった切符を買うとお得です。

伊豆・三津シーパラダイスセット券 |駿豆線・大雄山線

 8:18修善寺発の電車で折り返して、伊豆長岡駅からバスへと乗り継ぎました。

 

9:15 内浦着
バスの伊豆・三津シーパラダイス停留所に到着です。ひとまずみとしーには入らず先に長井崎の方へ向かいます。*1
南西へ500mくらいほど歩くと三の浦総合案内所があります。
ここで沼津まちあるきスタンプ帳を買い、レンタサイクルを借りました。

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自転車はユニットラッピングで3台あります。私はCYaRon!号を借りました。
レンタルに予約は必要なく、その場で申込用紙を書くだけです。また、費用は無料です。3時間後までに返しに来るようにと言われます。
電動アシスト自転車ですがバッテリーが取り外されているので自力で漕がないと進みません。

 

9:50 長井崎中学校
平日の授業時間帯だったので学校に行くかは少し迷いました。しかし好奇心に負けて行かせてもらいました。
学校付近には生徒の撮影をしないように等と書かれた案内看板があります。私が行ったときは体育の授業で生徒が学校の周囲を走っていたので写真は撮っていません。
景色が非常に美しい学校でした。また、学校に行くまでの坂は傾斜がきつくて自転車では上れませんでした。

案内所に自転車を返す道すがらアニメの聖地にちょこちょこ寄りました。

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弁天島と、1期9話で鞠莉が転んだところ

 

 10:30 伊豆・三津シーパラダイス
みんな大好きみとしーです。
結構駆け足ですが、30分ほどでサッと回りました。f:id:ukikusar:20180122051726j:plain

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恋アクに出てくるクラゲ水槽

 

11:00 内浦散策
高海家のモデルである安田屋旅館や、ユニットシングルでCYaRon!がバイトした松月。このあたりは街並みそのものがラブライブ!サンシャイン!!の舞台です。アニメだけでなくG'sの版権絵も知っている人だと、そこら中が「あの橋本で見たことある!」状態になります。

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しばらく散策して、東海バスの「三津」停留所から11:25発・沼津駅行きのバスに乗りました。

 

12:00 欧蘭陀館
バスは終点まで乗らず「市場町」で降りて徒歩10分。
渡辺曜ちゃんの家のモデルは欧蘭陀館というカフェです。ここでランチを。

なお、沼津で「欧蘭陀館」というとお店が二つあるのですが、曜ちゃんの家は下河原のほうなのでお間違えなく。

この日は斉藤朱夏さんのイベントがあることもあり混んでいましたが運よく並ばずに入れました。満員で食事の提供まで少しかかりましたが、店員さんがとても気を遣ってくださって申し訳ないくらいでした。
今回は「曜ちゃん家のハンバーグ」を食べました。次に来たときはヨキソバを頼みたいと思います。

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13:15 仲見世商店街
欧蘭陀館を出て徒歩15分。

斉藤朱夏さんが沼津の一日警察署長に就任してイベントをやるということで、駅前の仲見世商店街にはライバーが集結していました。

イベント開始45分前の到着でも一応パレードの通路最前を取れました。
ツイッターによると朝から場所取りをする人もいたそうで。恐ろしい……。

 

14:00 斉藤朱夏さん一日警察署長イベ
イベント体験記はいろんな人が書いてると思うので略します。
でもね、パレードは本当に近かったですよ。はい。
来てよかった。

 

15:00 沼津駅付近散策
イベントが終わったらそのまま駅へ向かって、周囲のスポットを散策しました。
北口へ回って、Aqoursタペストリーや2期1話で練習場所になったプラサ・ヴェルデを見たり。

南口に戻ってコラボカフェでお土産を買ったり。

駅の売店でのっぽパンを買って、南口のバスターミナルから15:40発の沼津港行のバスに乗りました。 

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プラサ・ヴェルデ

 

 16:00 沼津港深海水族館

「千本港町」でバスを降りて徒歩5分。
恋アクのドラマパートで1年生組が来た水族館です。
ドラマ内で「シーラ、カンスッ!」と連呼されていましたが、世界で唯一シーラカンスの冷凍標本が展示されています。
来て知ったのですが、現在ではシーラカンスは調査目的でも捕獲が禁じられており、今後標本が増えることはないそうです。

この水族館は本当に楽しかったです。ラブライブ関係なしに面白かった。
ドラマCDで善子が「なんで深海水族館なのよ。ハズレ引かされちゃった感じじゃない?」とか言ってましたが何を言うか。大当たりですよ!

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水族館の隣に沼津バーガーがあります。
ラブライブコラボで「堕天使の宝珠」というメニューを売っています。ちなみに、水族館のチケットを見せると1割引きになって嬉しい。

 

  

17:15 沼津港大型展望水門「びゅうお
沼津バーガーから徒歩10分で、沼津港の外港と内港を仕切る水門に着きます。津波から内港を守る水門に展望台がくっついた「びゅうお」です。
1期5話で善子が逃げ回るときに通ったり、1期11話で鞠莉ちゃんと曜ちゃんが嫉妬ファイアーしたりした場所です。

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曜と鞠莉が本音を語り合った展望台

 

水門の南側の「イーノ」には1期Blu-ray4巻の表紙になった場所があります。

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1期Blu-ray4巻

 

18:30 ヌーマーズ
沼津港から沼津駅へ向かうバスまで時間があったので、歩いて駅まで戻ることにしました。荷物が多くなく普通に歩けるなら40分くらいで着きます。
駅の手前で西へ曲がってアニメイトの向こう側まで行くとヌーマーズリトルデーモン店ことゲーマーズ沼津店です。
ビルのワンフロアで、売ってるものは都心のメイトやゲマズに出入りしてる人からすれば特別なものはありません。ただこの看板を見たかったから来ました。

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19:04 沼津駅
1日満喫して沼津を出発しました。
上野東京ラインに乗ると東京駅まで乗り換えなしの2時間で帰れます。
鈍行で東京に帰る場合沼津駅の終電は21時30分~22時台ですが*2、田舎の店は早く閉まるので、友人とご飯を食べるとかでなければあまり遅くまでいても仕方ないかなと思いました。

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 アドバイス

以上、やや急いだ旅程にはなりましたが、5:20東京発の21:08東京着で、これだけたくさんのところに行くことができました。
電車とバスだけでもけっこう欲張りツアーができると知って貰えたら嬉しいです。

ここで、電車・バスで聖地巡礼する際のアドバイスを4つ。


1.グーグルマップに聖地を登録しておく

聖地がどう分布しているか把握していないと効率的な動き方ができません。私はこれGoogleマップに登録して、スマホでアプリを開けば付近の聖地が分かるようにしていました。

「ラブライブ!サンシャイン!!」舞台マップ


2.行程は事前に考えておく 特に時刻表

電車もバスも東京のように本数が多くありません。一本逃すと次は2時間後になったりします。どのように動くのか、「○時のバスに乗るから○時まではここにいて良い」といったスケジュールを事前に決めておきましょう。

行程を事前に計画したうえで、時刻表はいつでも確認できるようにしておきましょう。特にバス。伊豆箱根バス東海バスは非常に重要です。

私は、駿豆線の時刻表沼津市のバス路線図 のPDFをiPhoneにダウンロードし、伊豆箱根バス東海バス の時刻表検索ページをsafariでブックマークしていました。


3.終バスの時刻は必ず確認する

2とも関連しますが終バスは絶対に逃せません。沼津港なら駅まで歩けなくもありませんが、内浦で逃すと本当に命とりです。

①みとしーから沼津駅への終バスは18:55、②みとしーから伊豆長岡駅への終バスは19:45*3、これだけは絶対に覚えておきましょう。


4.地元の人に失礼のないように
これは交通機関とは関係ありませんが。地元の人に歓迎はされないとしてもせめて迷惑に思われることのないようにしたいです。

当たり前ながら沼津はラブライブ!のためにあるわけではありません。そこにもともと住んでいる人たちがいちばん偉くて、私たち巡礼民はそこにお邪魔している立場です。

電車やバスでグッズをジャラジャラ出して目立たない、スタンプラリーのために入ったお店ではお茶1本でもよいから何か買う、など旅行客としてマナーと気配りを意識しましょう。

 

予算
最後に予算についてメモを残しておきます。

・JR線 青春18きっぷ  2370円*4
駿豆線 三島→修善寺  510円
駿豆線 修善寺→三島、伊豆箱根バス 伊豆長岡駅→みとしー、みとしー入場料:すべて合わせて「シーパラセット券」  2200円
東海バス 三津→市場町  780円
伊豆箱根バス 沼津駅→千本港町  200円
沼津港深海水族館 入館料  1600円
びゅうお 入場料  100円

合計 7760円*5

 

食費は1食につき1000円を考えれば十分です。

私の場合だと、欧蘭陀館館のハンバーグで1000円、沼津バーガーでマグロバーガーと堕天使の宝珠を食べて1125円(1250円から深海水族館のチケットで1割引き)でした。正直沼津バーガーでは無理をしたというか、堕天使の宝珠だけ頼むのもなあと余計なことを考えてお腹も空いてないのに見栄を張ったところがあります。

あとはお土産とかグッズを買うと増えます。

 

 心残り
今回は淡島を完全に切りました。
HPTの展示を見るためだけに初手で修善寺に寄っているロスと、しゅかしゅーのイベントで昼過ぎに駅前に行かなきゃいけなかったことの制約でこうなりました。
この二つがなければ、内浦→淡島→港および駅周辺、という順番に一日で梯子することも可能だと思います。
ただ、可能だとは思いますが、まあ淡島は別の機会でいいかなと思っています。水族館の入場料って結構高いので、駆け足で何ヶ所も梯子するより一つ一つをまったり堪能したほうが満足度が高いはずです。淡島は次回以降にじっくり回ろうと思います。

 

 結論
カメラが欲しくなりました(唐突)。
いやー、聖地巡礼って、普通の旅行に比べて写真をたくさん撮るんですね。あっココ見たことある! パシャ! みたいな感じで。
それで、スマホのカメラの性能に悲しくなりました。暗いところでは使い物にならないしね。
活動的なアニメオタクにカメラ好きが多い理由がわかりました。
私もカメラ買おうかな~。でもカメラ買ったら巡礼するお金がなくなっちゃう!

 

追記:カメラを買いました。

追記2:カメラを買ったけどお金を捻出して沼津に巡礼しています。
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*1:実は当初はみとしーに朝イチで入ってから長井崎方面へ向かう予定だったのですが、みとしーで買うつもりだった沼津まちあるきスタンプラリーのスタンプ帳が売り切れだったため順番を替えました。三の浦総合案内所のスタッフに聞いたところスタンプ帳はほとんどの販売所で売り切れているそうです。

*2:東京駅に住んでるなら22時台だけど東京駅から自宅までさらに電車に乗る人は21時台になるということです。

*3:この後に20:43というのもありますがこれに乗るとJRも終電チャレンジになるのでお勧めしません。

*4:5日分で11850円なのを5で割ったものです。普通に乗ると東京~沼津間は片道2270円です(東京~三島でも同じ)。学生なら学割が利きます。

*5:18きっぷも学割も使わずにJRの運賃を計算すると9830円